■■■ がんサバネット通信 第2号 ■■■

NPO法人日本がんサバイバーシップネットワーク会員のみなさま

事務局でございます。

今年の冬は寒いですね。新型コロナによる閉塞感はありますが、それでも、春遠からじ。みなさまどうかくれぐれもご安全にお過ごしください。さて、「がんサバネット通信」第2号をお送りします。今回は、理事・小島俊一さんのエッセイで始まります!

【目次】—————

1.       設立メンバーリレーエッセイNo.2(理事・小島俊一)

2.       設立記念フォーラムのお知らせ

3.       「サバイぶらりー」おススメ本と感想文の募集!

4.       地方自治体「補助金探し隊」隊員募集!

5.       会費振込方法に関するメールについて

■■ 1.  設立メンバーリレーエッセイNo.2(理事・小島俊一)

★★ 伸び続ける企業の条件 ★★

がんサバネット通信第2号です。

私は以前、経営危機にあった書店チェーンの再生を果たし、今はコンサルタント業をしています。そんな私が企業経営で確信していることがあります。

それは、成長する企業は「働く人を大切にしている」ことです。

がんだけでなく、人生には様々なことが起きます。それは育児だったり介護だったりも含めてです。

先ずは、がんサバイバーには適切なアサーションが必要です。※アサーションについては

参照☛ https://cutt.ly/8jUblTb

そして、経営者が本当の意味で「企業は人なり」を理解しているかがこのコロナ禍で問われいて、企業業績をも左右するようになっています。

自社で働く従業員が、がんを始めとする大変な局面にある時に経営者が従業員を守るのは、ヒューマニズムの意味以上に“資本の論理”としても極めて重要であることを正しく認識する事が出来れば、その企業は必ず成長します。

「大事を成すとは、人を大切にすることである」from三国志

私が崖っぷち企業の再生で実践した「がんサバイバー就労支援」は

こちらです☛https://cutt.ly/njUvCqK

どの企業でも顧客満足を唱えますが、その前提として従業員満足は欠かせません。

従業員が不満だらけの企業で働いていて、そのお客様の満足度が高まるはずもありません。

「ES(従業員満足)なくしてCS(顧客満足)無し」です。

二人に一人ががんになり、以前と比べて就労年齢でがんになる人が増え、医療が向上し数か月で職場復帰する現代社会です。

がんサバイバーの皆さんは、自信を持って職場に復帰してください。あなたの存在が職場の安心と希望です。

経営者の皆さん。「目の前の人を幸せにする」ことこそが、あなたの会社の発展に繋がると思われませんか?

元気ファクトリー株式会社 代表取締役 小島俊一

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いつでも簡単に解除もできます。

■■ 2.  設立記念フォーラムのお知らせ

設立記念フォーラムを、2月27日(土)午後1-3時に、Zoomによるオンライン配信(無料・事前予約制)で開催します。設立メンバーの紹介、これからの活動、座談会「その後を生きること、そして力を蓄えること」等を予定しております。お手数ですが、会員のみなさまも公式サイト(お知らせ)から事前お申込みをお願いいたします。 ZoomのURLは開催3日前に参加登録をされたアドレスにお送りします。

公式サイト https://jcsurvivorship.net

■■3. 「サバイぶらりー」おススメ本と感想文の募集!

公式サイト内の仮想図書館「サバイぶらりー」では、「いのちをみつめる」、「くらしをいきいき」、「こころをゆたかに」の3つの領域のおススメ本を紹介しています。ある程度集まりましたら、数か月ごとにまとめて公開します。硬派から柔らかい本まで、文字だけでなく写真集や絵本などのヴィジュアル系も含めてジャンルは不問です。応募頂ける方は、①ニックネーム(本名でもOK)、②推薦図書名、③著者名、④出版社名、⑤3つの内の希望領域、⑥推薦コメント(50~100字程度)を記載の上、contact@jcsurvivorship.net までお送りください。

また、現在UPされている本の追加紹介文や、感想文も大歓迎です!お気に入りの本が紹介されていませんか?あるいは、手に取ってみたらとても良かった本はありませんか?ご感想を、400字程度で上記のアドレスにお寄せください。本日は、むらもとたかしさんおススメの「さぶ」(山本周五郎著)の追加紹介文をお届けします。

★★ 繰り返し読むということ ~「さぶ」追記~ ★★ 

時をおいて1冊の本を改めて読むと、以前と違った感想を持つことがある。自分が年齢を重ねたせいもあるだろう。時代そのものが変わったこともあるかもしれない。

とりわけ時を超えて読み継がれる名作は、作品自体に自分とも重なり合う普遍的なものを見出したりもする。山本周五郎の「さぶ」もそんな一冊だ。

舞台は江戸下町。主人公は二人の若者、さぶと栄二。登場人物に感情移入しながら物語に浸るのも一つの読み方である。けれども、どんな時にでも支えてくれる人が傍にいる有難さ、あるいは日常の幸せのかけがえのなさは、今を生きる私たちの胸にも迫ってくるはずだ。栄二が思いもよらず遭遇する苛酷な体験も、形は違っても思い当たることがあるだろう。

別に昔の名作でなくてもよい。たとえ新しい本でも、読むことをこれから繰り返すたびに、新しい気づきが出てくるかもしれない。それは誰にでも開かれた、読書の大きな喜びの一つのような気もする。(むらもとたかし)

※サバイぶらりー: https://jcsurvivorship.net/archives/gallery

■■4. 地方自治体「補助金探し隊」隊員募集!

がんサバネット通信第1号で隊員を募集しましたところ、数名の方が手を挙げてくださいました。ありがとうございます!本プロジェクトでは、お住まいの地方自治体の公式サイトを使ってがん経験者が使える補助金を調べ、全国リストをできるところからつくっていきます。2月から具体的な活動を始めますが、途中からの参加もOKです。興味のある方は、contact@jcsurvivorship.net までお知らせください。(本プロジェクトは、大和証券福祉財団の助成対象として採択されました。)

■■5. 会費振込方法に関するメールについて

ご入会申し込みフォームが事務局に届きましたら、折り返し会費振込方法に関するメールをお送りしております。もしメールがお手元に届いていない場合は、迷惑メールフォルダをご確認のうえ、お手数ですが事務局までお知らせください。

※会員種類と会費額について
https://jcsurvivorship.net/join

以上です。今後ともNPO法人がんサバイバーシップネットワークをよろしくお願いいたします。

【配信元】—————————–

※当メーリングリストは事務局のみ配信可能となっております。(返信はできません。)

NPO法人日本がんサバイバーシップネットワーク

公式サイトhttps://jcsurvivorship.net/

問い合わせ先  contact@jcsurvivorship.net

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