■■■ がんサバネット通信 第26号 ■■■

NPO法人日本がんサバイバーシップネットワーク会員のみなさま

事務局でございます。花屋の店先に風信子の鉢をみかけるようになりました。春までもう一息ですね。それにしても、ヒヤシンスに風信子という風雅な漢字をあてたのは誰なのでしょう。

さて、通信第26号は、理事の儀賀理暁さんのエッセーで始まります。紹介されている、[re:]プロジェクトの『もう一度』という楽曲、みなさまご存じでしたか?事務局はさきほど初めて、You Tubeで聴いてみました。みなさまも、ぜひ・・。そして、2月11日の「がんサバネット1周年記念フォーラム」の参加申込もまだまだ受け付けております。ご参加お待ちしております!

【目次】—————

1.     リレーエッセイ 「キレイゴト・ネガイゴト」 (理事・儀賀理暁)

2.      <参加受付2/5まで!>がんサバネット1周年記念フォーラム

3.      翻訳書「がんサバイバーシップ学」出版のお知らせ

4.      がんサバネット通信や公式サイトへのご投稿のご案内

■■ 1. リレーエッセイ 「キレイゴト・ネガイゴト」 (理事・儀賀 理暁)

1984年『Do They Know It’s Christmas?』、1985年『We Are The World』。
エチオピアの飢餓を受けて世界に発信されたこの二曲は、85年7月13日に開催された20世紀最大のチャリティーコンサート“LIVE AID”への道を拓いた。当時、バンドブームに流されて仲間と楽器を鳴らしていた僕の耳の奥に、世界の反対側から届いた奇跡のハーモニーは言葉にならない「何か」をもたらした。
本格的に音楽を追求した訳ではないし、あれやこれやに忙殺されて当初のインパクトは次第に薄れていった。その後、「何か」はなかなか僕の前に現れない。いや、そもそも「何か」が何のことなのか、自分でも分かっていなかった、“[re:]プロジェクト”に出会うまでは。
2021年6月、30代前半~半ばの8人の実力派アーティスト(阿部真央、絢香、Aimer、KENTA、清水翔太、Taka、Nissy、三浦大知)は、志をともに『もう一度』という楽曲を世に放つ。2022年1月30日の朝、You tubeの再生回数は38,634,229回。
初めて彼らの声を耳にした僕は、ノートパソコンの液晶の前から動けなくなった。なんだこれは・・・。40年ぶりに「何か」が揺れ、そしてそれが曲や歌詞や歌声やアレンジや映像の素晴らしさのみによって生じたものではない(であれば、他にも優れた作品は星の数ほどある)と気付くまでに時間はかからなかった。
いのちを思う心に「いつの間にか」動かされる人の姿、その人の一番奥深いところから聴こえてくる声。
現実はそんなキレイゴトだけでは動かない?そんな当たり前をいい歳のオジサンが主張するのはみっともない?それでも、一番大切なところに一人ひとりの思いがあるという事を忘れたくない。「当たり前にあった世界が壊れそうな今」だからこそ大切にしたい、して欲しい、それが叶う世の中であって欲しい。
8人のいのちの息吹きに誘われて再会したのは、そう願う自分だったのかも知れない。

「もう一度手をつないで歩こう」

※がんサバネット通信のリレーエッセイは、どなたでも寄稿できます。600-800字程度のエッセイを、事務局アドレス contact@jcsurvivorship.net までお送りください。My Favorite Placeやサバイぶらりーへのご投稿とあわせて、お待ちしております!

■■ 2. <参加受付2/5まで!>がんサバネット1周年記念フォーラム

2月11日に、がんサバネット設立1周年記念フォーラム「不安な時を生きる」を開催します。まだお席に余裕があります。非会員のご友人もどうぞお誘いください!

参加申込サイト

日時 2月11日午(金・祝)午後(検討中)

参加費 会員無料 一般(非会員)2,000円

定員 90名(先着順)

プログラム

第1部 基調講演 「不安な時を生きる」  儀賀理暁さん(理事)

第2部 座談会 「がんと向き合う不安の中で私たちが支えにしていたこと」

秋山美紀さん(副代表理事) 患者・コミュニティヘルスの観点から

島藤諭完さん(会員) 患者・企業経営者の立場から

栗原幸江さん(会員) 患者・(家族)ケアの立場から

堀内玲子さん(会員) 患者・特に重複がん経験者の立場から

進行:高橋都さん(代表理事)・儀賀理暁さん(理事)

■■ 3. 訳書 「がんサバイバーシップ学」出版のお知らせ

1/26に、メディカル・サイエンス・インターナショナルから「がんサバイバーシップ学 ~がんに関わるすべての人へ」が出版されました。本書は世界的に定評のあるがんサバイバーシップの教科書 Handbook of Cancer Survivorship の、10年ぶりに改訂された第2版を翻訳したものです。監訳は、代表理事の高橋都さんと設立時発起人の佐々木治一郎さん(北里大学)、そして、金沢医大の久村和穂さん。さまざまな合併症(痛み、認知機能障害、倦怠感等)に加えて、対人関係、身体活動、栄養、仕事、加齢、かかりつけ医との連携など、従来の書籍よりもはるかに広く、「がんと向き合って暮らしていくときの課題」とらえています。高橋さん曰く、「基本的に医療従事者向けの本ではありますが、支援団体を含めて多くの方に活用していただけるはずです」とのこと。書籍の詳細は、以下のリンクをご覧ください。監訳者序文も読めます。

■■ 4. がんサバネット通信や公式サイトへのご投稿のご案内

NPOがんサバネットの公式サイトやニューズレター「がんサバネット通信」は、みんなでつくる媒体です。いつでもご投稿ください! 送り先はいずれも事務局アドレスです。
contact@jcsurvivorship.net

  • リレーエッセイ: お題は自由、文字数は600-800字程度でお願いします。
  • 仮想図書館「サバイぶらり―」: ジャンルは不問。推薦したい本がある方は ①投稿者のニックネーム(本名でもOK)、②推薦図書名、③著者名、④出版社名、⑤本のカテゴリー:「いのちをみつめる」「くらしをいきいき」「こころをゆたかに」の領域のうちひとつ、⑥推薦コメント(50~100字程度)、⑦推薦本の表紙写真(電子データ)、⑧価格(税込み)をお寄せください。現在UPされている本への感想文も大歓迎!通信でご紹介します。 また、サバイぶらり―の本にはサイトから直にコメントもつけられます。 推薦コメントの下、「レビューを投稿する」をクリックしてください。コメントはいったん事務局に送られますので、どうぞご遠慮なく!
  • 全国津々浦々を知る「My Favorite Place」:①「思い出の旅」は、かつて訪れた国内外の旅のエピソードを、②「街自慢・故郷自慢」は、今お住まいの町や生まれ育った土地の自慢の場所・穴場をご紹介ください!コロナ禍が一段落したときのリアルな旅を夢見ながら、お互いに一足先に心だけ飛ばしましょう! ①②どちらかを明記の上、ニックネーム(本名でもOK)、エピソード(200~400字程度)に写真(5枚程度まで)を添えてください。旅パンフレットなど印刷物の写真は、出典を明記してください。

みなさまのご投稿をお待ちしております!

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※当メーリングリストは事務局のみ配信可能となっております。(返信はできません。)

NPO法人日本がんサバイバーシップネットワーク

公式サイト https://jcsurvivorship.net/

問い合わせ先  contact@jcsurvivorship.net

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