NPO法人日本がんサバイバーシップネットワーク会員のみなさま

事務局でございます。師走も中旬となりましたが、みなさまいかがおすごしでしょうか。がんサバネット通信第64号は、代表理事の高橋都さんからのエッセイから始まります。

【目次】—————

1.     リレーエッセイ「がんサバネットの個性」代表理事・高橋　都

2.     定例「お鍋会議」を準備中

3.     設立3周年記念フォーラムおしらせ

■■　1. 「がんサバネットの個性」代表理事・高橋　都

がんサバネットのみなさま、今年も押し迫ってまいりましたね。私は、小さなポインセチアとミニシクラメン、そして以前友人が贈ってくれたお手製の布製リースを出して、この季節を楽しんでいます。

さて、12月2日の第3回通常総会では、ふたつの議案（前期の実績・予算と今期の計画・予算）が承認されました。議決書、委任状の提出にご協力くださったみなさま、オンラインでご参加くださったみなさま、大変ありがとうございました。

今回は例年にも増して、会員のみなさまから活動へのご意見がたくさん寄せられました。「リアルとオンラインをバランス良く」「地方発のイベントを考えたい」「少人数の小さな集まりもいい（ゆるいゲリラ！）」「いろんな趣味の会とか」「がんサバネットは大切な居場所、こころの置き所」・・・。

また、「多様な人が多様な活動を組み合わせて続けていくのが、がんサバネットの味ではないか」という声もありました。確かに「多様である」ことはわたしたちの特色のひとつかもしれません。会員の背景はいろいろ、活動内容もいろいろですから。さらにこんな声も。「イベントに出ていく力さえ出ないときもある。そんなとき、がんサバネットのサイトをのぞいて、ほっとしたり、ちょっと笑ったりできるのはいいんじゃないかな」。これは、きっとそうですね。公式サイトをさらに充実させて、自分のペースで勝手に（？）なごめるコンテンツを増やしてみたいと思いました。

　多様であること、自分のペースで参加できること。なんというか、そんな＜ゆるさ＞もまた、がんサバネットの個性かもしれません。そして、そんな活動を通じて、わたしたち一人ひとりが内なる力を蓄えることができれば、こんな素敵なことはないですね。

　みんなで活動をつくりだしていきたいと思います。今期もまた、どうぞよろしくお願いいたします！

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※がんサバネット通信ではみなさまからのリレーエッセイをお待ちしています。600-800字程度のエッセイを、事務局までお送りください。字数の少ない自己紹介も大歓迎。いつでもお待ちしております！

■■　2.　定例「お鍋会議」を準備中

今年度の活動計画にも盛り込みましたが、来年から月に一度の予定で、定期的なオンライン交流会「お鍋会議」を始める予定です。集まった人たちで近況を報告しあう、ゆるい井戸端会議のイメージです。「私の一冊」「私の一本（映画）」のようにお題を決めて交流するのもよいですね。やりながらみんなで考えていきたいと思います。まずはキックオフの初回を、1月の平日夜に開催する予定。詳細は、今年最後の通信でお知らせしますので、どうぞお楽しみに！

■■　3. 　設立3周年記念フォーラム開催決定のおしらせ

毎年早春に開催する設立記念フォーラム。今回は2月10日（土）13:30-15:30に都心会場+オンラインのハイブリッド開催することが決定しました。テーマは「つながりを力に～がん当事者として、あるいは当事者の垣根を超えて語ること」。基調講演には気鋭の社会学者である田代志門さん（東北大学）をお招きし、続く座談会にはがんサバネット会員も参加します。申し込みサイトは近日中にオープンしますが、まずは日程のお知らせまで。

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通信は年末にあと1回、暮れに65号をお送りする予定です。風邪が流行っていますが、どうぞみなさま、あったかくしてお過ごしください。

以上

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