
がんサバネットでは毎週第3水曜日の夜に、「お鍋のじかん」というオンライン交流会を開いています。全国に散らばる会員が、お鍋の具のように各自の近況や話題を持ち寄り、ひとつのお鍋で味わいしましょう、というゆるい交流会です。その日の顔ぶれや話題によって、お鍋の味わいも変わります。オンラインですから全国どこからでも参加できます。
「いつか対面で会いたいね~」という話をしていましたが、2/8(土)にそれが実現しました。はじめてのリアル交流会の会場は東京・白金台の「ういケアみなと」講習室。今回は、会員で手製本作家の藤田理代さん(大阪在住)が、普段病院や地域でひらいている「記憶のアトリエ」という本づくりの移動アトリエもあわせて開いてくださいました。


大きな荷物を抱えて到着した藤田さん。会場の一角に、あっという間にさまざまな豆本の素材(驚くほど多彩!)やこれまでの作品が並べられると、講習室が素敵なアート空間に生まれ変わりました。また、別の一角にはお茶スペースも設けられ、参加者は各自、自分の豆本を考えたり手を動かしたり、そしてときどきお茶を飲みながらおしゃべりも楽しみました。なんと贅沢な時間だったことでしょう。
今回のような対面お鍋と記憶のアトリエを、今度は西のどこかでも開催したいね、と検討中です。またお会いしましょう。