2024年11月4日、秋田市で開催された「がん治療と仕事の両立支援セミナー in 秋田」に先駆け、久しぶりの<お出かけ企画>として、秋田県立美術館を探訪しました。
秋田県立美術館は、秋田駅からほど近い、エリアなかいち内に、平成25年9月28日リニューアルオープンしました。この企画は、秋田市在住の会員の篠崎さんにコーディネートいただきました。当日は祝日の朝にもかかわらず、9名が参加。秋晴れのキリリとした空気につつまれた美術館入り口に集合し、開館を待ちます。かつて子どもの頃、遠足の日の朝、集合時間のだいぶ前から集まって、みんなでワイワイやっていた様子を思い出します。
目玉は、当美術館が所蔵する藤田嗣治「秋田の行事」。当日は、学芸課長に特別解説をお引き受けいただきました。もちろん、会員限定のおたのしみ。作品の説明はもちろんのこと、作品搬入の裏話や、JR東日本「大人の休日倶楽部」のCMで当作品と「共演」した吉永小百合さんのエピソードなど、本企画でしか伺うことのできない解説をいただき、普段の美術館とは異なる、有意義な時間を堪能できました。
解説の後は自由行動、特別企画の「ロートレックとベル・エポックの巴里」を堪能したり、新たな視点から「秋田の行事」を再度鑑賞したりと、それぞれの参加者が思い思いの美術館を楽しむことができました。どうやらその後、有志メンバーによる稲庭うどんを楽しむ会にも発展したとも伝え聞いております。
みんなで楽しめる企画を、この先少しずつ増やしてゆけたらよいなと考えております。