7月9日(土)午後に、オンラインカフェ「サバイぶらり―presents 言葉から立ち上る力を」を開催し、二十数名の方々が参加しました。
第1部で、公式サイトの仮想図書館「サバイぶらりー」から紹介されたのは4冊。小川糸作「ツバキ文具店」 (会員・福本由美子さん推薦)、山本周五郎作「さぶ」(副代表理事・村本高史さん推薦)、長田弘作「食卓一期一会」(代表理事・高橋都さん推薦)、はいじまのぶこ作「きこえる?」(会員・西村和佳子さん推薦)。司会を務めてくださったのは、理事の儀賀理暁さん。それぞれの本にまつわるしみじみとした思い出も聞いてくださいました。
第2部は俳人の野崎海芋さんによる俳句教室!俳句の歴史の中で人々が共有してきた基本要素(十七音、季語、切れ字)や余情のお話は、俳句という「謙虚な詩」へのとても素敵ないざないでした。ミニレクチャーのあとは、みんなで実作。そうしたら、どんどんできるできる。チャットにも次々と作品が寄せられ、時間が足りなくなって、司会の儀賀さんが「ではここまで~」と言うほどでした。野崎海芋さん特選3句、がんサバネットみやこ賞3句が発表され、とても穏やかであたたかい時間でした。事務局、またやりたい!と勝手に盛り上がっております。